借金返済に必要な書類

「借金返済に必要な書類には何がありますか?」
借金するときに気になるのが返済に必要な書類の存在です。
後で困らないよう事前に知っておきたいですよね?
消費者金融のキャッシングや銀行カードローンなどから借金する場合、金銭消費貸借契約を結びます。

この契約にて将来の返済を約束することになります。
これは口頭では無く、金銭消費貸借契約書と言う書類で結ぶのが基本となっています。
金銭消費貸借契約書には貸主の会社名や住所、借主の名前や住所、契約を結んだ年月日、借金額、貸付条件などが記載されています。
契約を結ぶ前に良く内容を読んで理解し、署名捺印を行って下さい。

借金返済が困難になったら債務整理を

「金銭消費貸借契約を結んだ後に借金返済が困難になったらどうなりますか?」
契約で約束したことは守ることが必要です。
もし借金返済が困難になったらどうなるのか気になりますよね?

金銭消費貸借契約には返済の約束が守られなかった場合、期限の利益を失うと言う文字が記載されていることが多いです。
期限の利益があるおかげで借主は分割返済が行えます。
しかし期限の利益を失うと分割返済ができなくなるのです。
債権者から一括請求が来るため、借金する前に本当に無理が無いのかどうか確認することが大切です。

もし借金返済が困難になった場合、債務整理の手続きを進めると言う解決策があります。
自己破産と言う手続きなら、借金全てゼロにすることが可能です。
もう債権者からの請求に悩まされずに済むのです。

自己破産の申立

「自己破産は裁判所に提出すればいいのですか?」
自己破産と言う手続きは殆どの方で初めてのはずです。
どこに提出すればいいのか分からないと言う方は多いのではないでしょうか?
自己破産は裁判所に提出する手続きとなっています。

裁判所に提出する書類と一言で言ってもいろいろな種類があります。
この書類には大まかに分けて裁判所で手に入れるもの、自分で用意するものがあります。
裁判所で手に入れる書類には破産申立書や免責申立書、陳述書、債権者一覧表などがあります。

自分で用意する書類には住民票や戸籍謄本、源泉徴収票や給与明細書のコピー、預金通帳のコピーなどいろいろです。
不動産を所有している場合は不動産登記簿謄本、賃貸に入居している場合は賃貸契約書のコピーが必要です。
自動車を保有している場合は車検証のコピー、生命保険に加入している場合は保険証券のコピーも準備しておきます。
その他にも書類があるため、分からないときは弁護士または司法書士に相談してみて下さい。