ギャンブル依存症になると大変

「ギャンブルに嵌りすぎるとどうなりますか?」
ギャンブルは勝つこともあれば負けることもあります。
初心者のうちは負けることの方が多いものの、ビギナーズラックで勝ってしまうことがありますよね?
その興奮が忘れられず、ギャンブルに嵌ってしまう方が良く見られます。

しかしビギナーズラックだったために、負ける回数が多くなります。
次こそ勝つと思い、ギャンブルを繰り返してしまうのです。
ギャンブルしたい衝動を抑えきれないと言う人は依存症に陥っている可能性があります。
人から指摘されても認めようとせず、そのうち借金してまでギャンブルするようになります。

借金の返済ができるうちはまだ大きな問題には発展しません。
しかし借金が膨らんでしまい、返済が困難になると大変です。
長期滞納すると債権者から強制執行がかけられることがあります。

ギャンブルの借金が膨らみ過ぎた場合

「ギャンブルの借金でも債務整理は承認されますか?」
大きな借金問題でも解決できるのが債務整理です。
スロットなどのギャンブルにより借金が膨らみすぎてしまった方は債務整理の承認が受けられるのか気になりますよね?
債務整理の承認が受けられるのかどうか、それは債務整理の手続きによって異なります。

自己破産の場合、ギャンブルの借金は免責不許可事由に該当するため、承認が受けられないことがあります。
ただしその判断は裁判官に委ねられています。
裁判官によっては裁量免責により、ギャンブルの借金でも承認することがあるのです。

1回目の自己破産ならギャンブルの借金でも裁量免責により承認されることが多いです。
しかし1回目は承認されても、2回目は裁判官の判断が厳しくなります。
またギャンブルで多額な借金を作った場合、裁量免責により承認しないと言うことがあります。

1度目の自己破産から7年以内の自己破産は免責不許可事由に該当します。
簡単に自己破産できるとギャンブルで負けても自己破産すれば良いと考える人が増えるために2度目は厳しくなるのです。

個人再生ならギャンブルの借金でも可能

「自己破産以外の債務整理ではどうですか?」
自己破産では抵抗を感じる人が多く見られます。
ギャンブルの借金でもなるべく自己破産だけは避けたいものですよね?
そんなときは個人再生と言う債務整理を選ぶと良いでしょう。
自己破産では免責不許可事由に該当しており承認されないと言う場合でも個人再生なら大丈夫です。

個人再生には小規模個人再生、給与所得者再生と2種類の手続きがあります。
小規模個人再生では債権者による同意が必要です。
個人再生に反対する債権者が多い場合、成立しないことがあるのです。
ギャンブルの借金だと反対される可能性があります。

給与所得者再生なら債権者による同意不要で成立を目指すことが可能、反対する債権者が多くても大丈夫です。
その代わりに可処分所得が多い人は弁済総額が多くなる可能性があります。
その他にも条件があるため、個人再生できるかどうか分からないときは専門家に相談してみて下さい。